建學精神與理念
「真心こそすべてのすべて」
本學は學則第1條に「教育基本法、學校教育法、および創立者の『真心こそすべてのすべて』という信念に則り、専門の學芸を教授し、職業又は実際生活に必要な能力を育成する教育を行うとともに、総合的な判斷力と豊かな人間性を涵養する教育を実施し、併せて地域社會の向上に寄與することを目的とする」と謳っています。
「真心」を身につけた學生を育成することが、本學の創立者故菅野慶助先生の建學の理想です。
「真心」
真心とはいうまでもなく、誠や至誠などと呼ばれるものと相通じ、一般的な考え方を示すものとして、広辭苑では、「誠の心。いつわりのない真実の心。赤心」と記しています。また、「誠」の項では、「真」、「実」などの文字とともに、「真実の通りであること。うそでないこと」、また、「人に対して親切にして欺かぬこと」と記しています。
このように、真心はまず、自己に対していつわりのないこと。即ち「自らの良心の聲に聞いて恥じないこと」を意味しています。次に他人に対しては、自己に対するいつわりのない心そのものをもって接し、その人の身になって考える思いやりがあり、他人を決して欺かないことを意味しています。
「すべてのすべて」
以上のような意味の「真心」こそは、人間の行為のすべてを貫くものでなければならないのであって、菅野慶助先生が「一にも真心、二にも真心」と述べているのはこのことを指しています。さらに、真心はすべての徳の中でも根本に位するものとして、これらをとらえることができます。この二つの意味を込めて「すべてのすべて」と言っているのです。
歷史
本學院は昭和16年の創設以來、「真心こそすべてのすべて」という創立者の信念のもと、60年にわたり女子教育を行って參りました。そして平成12年には男女共學化に伴い「福島女子短期大學」から「福島學院短期大學」へ名稱を変更。男女共生社會の擔い手としてより地域社會に開かれた大學を目指し、実學に根ざした教育を行っております。
平成15年4月からは、短期大學に加え、4年制大學「福島學院大學」を開學。更なる発展を遂げています。
昭和16年創立者 菅野慶助、菅野八千代により洋裁教育を通じて婦人の教養及び社會的地位向上を目的とし、福島學院大學の前身となる福島高等洋裁學院を開校
昭和41年短期大學開學、保育科開設
昭和43年服飾美術科、食物栄養科開設
昭和46年保育科第二部開設
昭和49年附屬幼稚園開設
昭和60年秘書科開設
平成元年生活教養科開設(服飾美術科・學科名変更)
平成12年福島學院短期大學(男女共學化)、福島學院短期大學附屬幼稚園に名稱変更
生活デザイン科開設(生活教養科・學科名変更)
情報ビジネスコミュニケーション科開設(秘書科・學科名変更)
平成13年福祉心理科、専攻科福祉専攻第一部開設
平成14年情報ビジネス科開設(情報ビジネスコミュニケーション科・學科名変更)
平成15年福島學院大學開學、福祉學部福祉心理學科開設
福島學院短期大學生活デザイン科、福祉心理科募集停止(大學へ定員振替)
平成16年福島學院大學短期大學部、福島學院大學附屬幼稚園に名稱変更
平成18年福島駅前キャンパス開設
平成19年大學院臨床心理學研究科臨床心理學専攻(修士課程)開設