出版信息
作者: 米澤穂信
出版社: 集英社
出版年: 2009年08月26日
定價: JPY1,365円(稅込)
裝幀: 単行本
ISBN: 9784087713046
內容簡介
真実はいつも、沈黙のうちに眠っている。
結末のない五つの小說。
未解決の“アントワープの銃聲”事件。
消された一行が語る真相とは?
疑惑の男の真意とは?若手ミステリ作家きっての実力派が精緻を盡くした本格長編。菅生芳光は、伯父の経営する古書店でアルバイトをして學資を稼ぎつつ、大學復學を志している青年。ある日、北里可南子と名乗る女がやってきて、生前に父・北里參吾が「葉黒白」という筆名で同人誌に発表した小說5編を探してほしいと依頼する。それらはすべてリドルストーリー(結末を読者の想像に委ねてしまう小說)で、遺品の中には、各編の結末らしき一行がそれぞれ書かれた5枚の原稿用紙があったという。小遣い稼ぎのつもりで伯父に內緒で調査を始めた芳光。一編見つけるごとに可南子から最後の一行を受け取り、リドルストーリーを完成させていく。だが調査の過程で、実は北里參吾が“アントワープの銃聲”と呼ばれるべルギーで起きた殺人事件の容疑者だったことが分かる。どうやらリドルストーリーに事件の真相が隠されているようだった。謎の先にまた謎。技巧に念る本格ミステリ。
作者簡介
米澤穗信 Honobu Yonezawa
1978年生於岐阜縣,目前住在東京。2001年以《冰果》榮獲第五屆角川學園小說大賞『少年推理&恐怖部門』獎勵賞而正式出道。作品以『日常生活謎團』(或可稱為『青春推理』)為主軸,因為帶有輕小說的特徵,獲得年輕世代讀者的廣泛歡迎。第三本長篇小說《再見,妖精》更大受好評,入選為『這本推理小說真厲害!』2004年度TOP20,備受推理迷的肯定,也被視為米澤的代表作!其他作品有《春季限定草莓塔事件》、《夏季限定熱帶水果新地事件》、《愚者的落幕》、《萊卡的順序『十文字』事件》等書。