內容介紹
アフガン「報復戦爭」に自衛艦が派遣され,有事法制?個人情報保護法案が國會で審議される2002年の日本.「ポイント?オブ?ノーリターン」を超えたこの國で,誰とどう闘うべきか? 「敵」はいったい誰なのか? 前回対談から3年を経て,気鋭の作家と哲學者が再び語り合う.前著『私たちはどのような時代に生きているのか』を併録.作者介紹
【辺見庸】(へんみ?よう)1944年生まれ.作家.1991年に『自動起床裝置』(文春文庫)で芥川賞受賞.著書に『眼の探索』(角川文庫),『反定義――新たな想像力へ』(坂本龍一氏と共著,朝日新聞社),『単獨発言――99年の反動からアフガン報復戦爭まで』(角川書店)など.
【高橋哲哉】(たかはし?てつや)
1956年生まれ.東京大學大學院総合文化研究科助教授.哲學専攻.著書に『歴史/修正主義』(岩波書店),『戦後責任論』(講談社),『記憶のエチカ――戦爭?哲學?アウシュヴィッツ』(岩波書店)など.