內容介紹
親父を、介護してみた。昭和という時代に、町工場で油まみれになって働いていた父親。若い頃絶対に相容れないと思っていた、「俺に似たひと」のために、
仕事帰りにスーパーでとんかつを買い、肛門から便を掻き出し、「風呂はいいなあ」の言葉を聞きたくて入浴介助を続けた――。
義務感から始めざるを得なかった介護。その中で透徹した視線で父親を発見し、老人を発見し、さらには「衰退という価値」を発見していく“俺”の物語。
醫學書院ウェブサイト「かんかん!」(http://www.igs-kankan.com/)で圧倒的な人気を誇った連載、待望の書籍化!
作者介紹
著者:平川克美氏のtwitterより「俺にとって、これまで最も愛著のある一冊です。イラストが秀逸ってか、涙が出ます。」
@hirakawamaru 2012.1.11