內容介紹
本書は、世界の金融取引がどのように発展してきたかを観察しながら、今後の國際金融の展望を、実務的な視點から考えたものである。國際金融という場には、金や銀という一時代前の地金の問題や、中央銀行の役割、変動する為替市場、金融技術、資本市場といった現代的な問題が復雑に絡み合っている。これを網羅的かつ歴史的に捉えることを試みる。
作者簡介
倉都康行 (くらつやすゆき)
1955年生まれ。1979年東京大學経済學部卒業後、東京銀行入行。東京、香港、ロンドンで為替、證券、新商品開発、リスク管理業務などに従事。バンカース・トラスト、チェース・マンハッタン銀行のマネージングディレクターを経て2001年4月にRPテック株式會社を設立、代表取締役。日本金融學會會員。產業ファンド投資法人執行役員、セントラル短資FX監査役、マネタリー・アフェアーズ志編集人、國際経済研究所客員シニアフェロー、立教大學経済學部兼任講師。
◇主な著書
『地政學リスク――歴史をつくり相場と経済を攪亂する震源の正體』(ダイヤモンド社) 2016
『金融史の真実: 資本システムの一〇〇〇年』(築摩書房) 2014
『予見された経済危機 ルービニ教授が「読む」世界史の転換』(日経BP) 2009