徐福論

內容介紹

著者(逵 志保氏)から、この本の出版に関してお話しをお聞きした時、題名は、『徐福伝説の
歴史的変容』であった。その後、著者の博士課程研究(「百済王の伝説」)との関連もあってか、
本の構成を前後転換して加筆され、実際に発行されるまでには當初の予定以上の時間を要し、題
名も『徐福論-いまを生きる伝説』と変わっていた。
出版社(新典社)から本が屆いて読んでいくうちに、著者の研究過程の中に位置づける本書の
意図を読み取ることが出來た。特に、本書の前段で詳述されている論點に注目した。
本書は、引用文獻が 520 報と多く、文獻に記されてきた徐福と現在を生き、生かされる徐福伝
説の現象を同じレベルで論じている。一方、その現在を捉えることを目的として、現在、徐福伝
説を取り巻く環境に動きの見られる特徴的な 2 ヵ所(福岡県八女市山內と三重県熊野市波田須)
に注目した。

作者介紹

逵 志保(ツジシホ)
1967(昭和42)年2月2日東京都東久留米市に生まれる。1989(平成元)年3月愛知淑徳大學文學部國文學科卒業。2001(平成14)年3月愛知県立大學大學院國際文化研究科修士課程修了。現職、愛知県立大學文學部非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された當時に掲載されていたものです)

作品目錄

なぜ今、徐福か
第1部 徐福伝説の現在
徐福を祭る-福岡県八女市山內
徐福を語る-三重県熊野市波田須
第2部 徐福伝説の歴史的変容
徐福の船出
徐福の日本渡來
揺らぐ徐福の評価
徐福は終わらない

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