食卓文明論

家庭の食卓での情景には家族のあり方が反映される。 銘々膳からチャブ台へ、そしてイス?テーブルへという食卓の変わり目に焦點をあてて、食事風景に映しだされた日本の家族の変遷を論じてみよう。 京都大學人文科學研究所助手、甲南大學文學部助教授、國立民族學博物館教授を経て、1997~2004年、同館長。

內容介紹

食をわかちあう普遍的な単位が家族である。家庭の食卓での情景には家族のあり方が反映される。銘々膳からチャブ台へ、そしてイス?テーブルへという食卓の変わり目に焦點をあてて、食事風景に映しだされた日本の家族の変遷を論じてみよう。それは、霊長類の食生活、ニューギニアやアフリカの民族や、中國、朝鮮半島の伝統的な家族と食卓とを比較することにより、日本人の家族関係の歴史を人類史的に位置づける試みである。

作者介紹

石毛直道[イシゲナオミチ]
1937年、千葉県に生まれる。1963年、京都大學文學部史學科卒業。京都大學人文科學研究所助手、甲南大學文學部助教授、國立民族學博物館教授を経て、1997~2004年、同館長。現在は國立民族學博物館名譽教授。農學博士

作品目錄

第1章 共食と家族の起源
第2章 食事様式の類型
第3章 東アジアの家族と食卓
第4章 チャブ台前史
第5章 チャブ台の時代
第6章 現代の食卓
第7章 二〇世紀の食卓風景
第8章 二一世紀の食卓

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