折原一

折原一

折原一1951年出生於埼玉縣久喜市,早稻田大學第一文學部畢業(和江戶川亂步校友),曾任職於日本交通公社,後轉職為旅遊資訊相關的編輯及寫作職務,1988年首先創作了本格推理短篇集《五具棺材》(出庫版時加多兩篇成為了《七具棺材》),同年(1988)再以《倒錯的死角》成為首部入選"鮎川哲也與十三個的謎"的作品,隨後於翌年(1989)的《倒錯的Ronde》(Ronde=輪舞曲)也入選了第三十四屆江戶川亂步賞的候補,同年也發表了黑星警部系列的首部長篇作品《鬼來吹法螺》(後改名為《鬼面村殺人事件》),1995年更以《沉默的教室》獲得了第四十八屆日本推理作家協會獎。

基本信息

作品特點

折原一的作品風格大致可分成三個類別(與創作時期無關),首先是氣氛較為輕鬆幽默的本格推理,以黑星警部系列作品為主,如1989年的《鬼來吹法螺》及1990年的《猿島館殺人事件》等。其次是一般的嚴肅本格解謎推理,作品包括1991年的《丹波家殺人事件》及1994年的《望湖莊的殺人》等。但最主要的,還是他最擅長的敘述性詭計創作。從《倒錯的死角》、《倒錯的Ronde》到《沉默的教室》 ,其他的還有1993年的《異人們的館》及1996年的《漂流者》等,以敘述性詭計為要點的作品總數已超過二十部。在所謂敘述性詭計推理小說中,作者利用文章構成的技巧與讀者的錯覺,從而對故事中某種要點產生出錯誤的理解,直到結尾部分作者才再把真相說明。雖然有很多作家不愛使用敘述性詭計,即使有個別作家創作這類作品也只會是偶一為之,但折原一卻剛好相反,敘述性詭計的運用早已成為了他的標誌。

人物生平

1951年崎玉縣久喜市出生。早稻田大學第一文學系畢業後進入JTB公司工作,主要業務是出版關係。之後成為旅行雜誌「旅行」月刊的編輯。1988年,以處女作『五具棺木』(後改題『七具棺木』,台灣推理雜誌曾連載過)開始作家生涯。同年,以長篇推理小說『倒錯的輪舞曲』應徵江戶川亂步獎,進入到最終決選卻沒有獲獎。1995年,以『沉默的教室』(早川書房)獲得第48屆日本推理作家協會獎。他是日本推理界善於運用“敘述性詭計”的代表作家,有“敍述性詭計之王”的美譽。其重要作品尚有「異人們的館」(獨步文化2009年鉅獻)、「冤罪者」、「失蹤者」等。

主要作品

《失蹤者》

折原一 折原一

出版社:萬卷出版公司出品方:萬榕書業

定價:25.00

開本:32

ISBN:978-7-5470-1241-3

上架建議:日本推理小說

編輯推薦:

★日本推理作家協會大獎得主

★敘述性詭計之王

★本格推理魔術師

★日本推理界首屈一指的敘詭大師,作品銷量百萬冊

★折原一系列作品,譯介出版

★讀者和作者終極腦力對決

★夜歸女人在周一晚上被“神隱”

★究竟誰是嗜殺成性的少年A ?

夜歸的女人在每個星期一神秘失蹤。

15年前,殺手化身“猶大”殘害無辜女人。

15年後,“猶大之子”再度歸來。

女人們被告誡:星期一晚上切不可獨自回家……

•五つの棺【短編集】(1988年5月東京創元社)

•収録作品:密室の王者 / ディクスン・カーを読んだ男たち / やくざな密室 / 懐かしい密室 / 脇本陣殺人事件 / 不透明な密室 / 天外消失事件

•収録作品:おせっかいな密室―天外消失事件 / やくざな密室―帝王死す事件 / 懐かしい密室―ユダの窓事件 / 冷ややかな密室―脇本陣殺人事件 / 永すぎる密室―ジョン・ディクスン・カーを読んだ男たち

•【増補・改題】七つの棺【短編集】(1992年11月創元推理文庫)

•鬼が來たりてホラを吹く(1989年2月光文社カッパ・ノベルス)

•【改題】鬼面村の殺人(1993年7月光文社文庫)

•猿島館の殺人(1990年6月 光文社カッパ・ノベルス / 1995年2月 光文社文庫)

•丹波家殺人事件(1991年3月日本経済新聞出版社/ 1994年5月講談社文庫)

•【改題】丹波家の殺人(2004年5月 光文社文庫)

•黃色館の秘密(1998年3月 光文社文庫)

•模仿密室【短編集】(2003年5月 光文社 / 2006年5月 光文社文庫)

•収録作品:北斗星の密室―「黒星警部の夜」あるいは「白岡牛」 / つなわたりの密室 / 本陣殺人計畫―橫溝正史を読んだ男 / 交換密室 / トロイの密室 / 邪な館、1/3の密室 / 模仿密室

•倒錯の死角(1988年10月 東京創元社 / 1994年10月 創元推理文庫 / 1999年10月 講談社文庫)

•倒錯のロンド(1989年7月講談社/ 1992年8月 講談社文庫)

•倒錯の帰結(2000年10月 講談社 / 2003年1月 講談社ノベルス / 2004年9月 講談社文庫)

•天井裏の散歩者―幸福荘殺人日記【連作短編】(1993年12月角川文庫)

•【改題】天井裏の散歩者―幸福荘殺人日記1(2011年6月 講談社文庫)

•幸福荘の秘密―新・天井裏の散歩者【連作短編】(1995年9月 角川書店)

•【改題】幸福荘の秘密―続・天井裏の散歩者(1997年10月角川文庫)

•【再改題】天井裏の奇術師―幸福荘殺人日記2(2011年8月 講談社文庫)

•誘拐者(1995年8月 東京創元社 / 2002年11月文春文庫)

•ファンレター(1996年1月 講談社 / 1999年2月 講談社文庫)

•【改題】愛読者(2007年11月 文春文庫)

•漂流者(1996年8月 角川書店 / 2011年1月 文春文庫)

•【改題】セーラ號の謎(1999年10月 角川文庫)

•遭難者(1997年5月実業之日本社/ 2000年5月 角川文庫)

•冤罪者(1997年11月文藝春秋/ 2000年11月 文春文庫) -首都圏女性連続殺人事件をモデルにしている。

•失蹤者(1998年11月 文藝春秋 / 2001年11月 文春文庫) -神戸連続児童殺傷事件をモデルにしている。

•沈黙者(2001年11月 文藝春秋 / 2004年11月 文春文庫)

•行方不明者(2006年8月 文藝春秋 / 2009年9月 文春文庫) -広島一家失蹤事件をモデルにしている。

•逃亡者(2009年8月 文藝春秋 / 2012年2月 文春文庫) -松山ホステス殺害事件をモデルにしている。

•追悼者(2010年11月 文藝春秋 / 2013年5月 文春文庫) -東電OL殺人事件をモデルにしている。

•潛伏者(2012年12月 文藝春秋)

•沈黙の教室(1994年4月早川書房/ 1997年5月ハヤカワ文庫/ 2009年6月雙葉文庫)

•暗闇の教室(1999年9月 早川書房 / 2001年12月 ハヤカワ文庫)

•樹海伝說―騙しの森へ(2002年6月祥伝社文庫)

•鬼頭家の慘劇―忌まわしき森へ(2003年12月 祥伝社文庫)

•黒い森(2007年11月祥伝社/ 2010年9月 祥伝社文庫)

•赤い森(2010年4月 祥伝社) - 「樹海伝說」「鬼頭家の慘劇」に新たに書下した「赤い森」を加え、加筆・訂正したもの

•収録作品:樹海伝說―騙しの森へ / 鬼頭家の慘劇―忌まわしき森へ / 赤い森―鬼頭家の秘密

•白鳥は虛空に叫ぶ(1989年7月 光文社カッパ・ノベルス)

•【改題】「白鳥」の殺人(1994年2月 光文社文庫)

•螺旋館の殺人(1990年1月 講談社 / 1993年8月 講談社文庫)

•【改題】螺旋館の奇想(2005年6月 文春文庫) - 「倒錯のロンド」の姉妹編とも言われる

•灰色の仮面(1990年8月 講談社 / 1992年6月講談社ノベルス/ 1995年6月 講談社文庫 / 1998年10月徳間文庫)

•死の変奏曲(1991年1月徳間書店)

•【改題】 黒衣の女(1995年8月 徳間文庫 / 1998年7月 講談社文庫)

•覆面作家(1991年10月立風書房/ 1996年3月 講談社文庫 / 2013年2月 光文社文庫)

•仮面劇(1992年2月 講談社 / 1995年3月 講談社文庫)

•奧能登殺人旅行(1992年11月 光文社カッパ・ノベルス)

•【改題】 蜃気樓の殺人(1996年2月 光文社文庫 / 2005年8月 講談社文庫)

•異人たちの館(1993年1月新潮社/ 1996年2月新潮文庫/ 2002年7月 講談社文庫)

•水底の殺意(1993年8月 講談社)

•【改題】 水の殺人者(1996年8月 講談社文庫)

•望湖荘の殺人(1994年9月 光文社カッパ・ノベルス / 1997年3月 光文社文庫)

•二重生活(1996年10月 雙葉社 / 2000年3月 講談社文庫) - 新津きよみとの共著

•101號室の女【短編集】(1997年2月 講談社 / 2000年7月 講談社文庫)

•収録作品:101號室の女 / 眠れ、わが子よ / 網走まで… / 石廊崎心中 / 恐妻家 / わが子が泣いている / 殺人計畫 / 追跡 / わが生涯最大の事件

•耳すます部屋【短編集】(2000年2月 講談社 / 2003年2月 講談社文庫)

•収録作品:耳すます部屋 / 五重像 / のぞいた顏 / 真夏の誘拐者 / 肝だめし / 眠れない夜のために / Mの犯罪 / 誤解 / 鬼 / 目撃者

•倒錯のオブジェ(2002年10月 文藝春秋)

•【改題】天井男の奇想(2006年3月 文春文庫)

•チェーンレター(2001年9月 角川書店 / 2004年3月角川ホラー文庫) - 発表當初は青沼靜也名義

•被告A(2003年9月 早川書房 / 2006年9月 ハヤカワ文庫)

•偽りの館―叔母殺人事件(2004年9月 講談社)

•【改題】叔母殺人事件―偽りの館(2007年9月 講談社文庫)

•黙の部屋(2005年4月 文藝春秋 / 2008年7月 文春文庫)

•グッドバイ―叔父殺人事件(2005年11月原書房)

•【改題】叔父殺人事件―グッドバイ(2008年11月 講談社文庫)

•タイムカプセル(2007年3月理論社ミステリーYA!/ 2012年10月 講談社文庫)

•疑惑【短編集】(2007年6月 文藝春秋)

•収録作品:偶然 / 疑惑(文庫版は「放火魔」に改題) / 危険な乗客 / 交換殺人計畫 / 津村泰造の優雅な生活 / 黙の家 / 石田黙への旅

•【改題】放火魔(2010年2月 文春文庫) - 文庫版では「石田黙への旅」ははずされている。

•クラスルーム(2008年7月 理論社ミステリーYA! / 2013年8月 講談社文庫)

•帝王、死すべし(2011年11月 講談社) -京都小學生殺害事件をモデルにしている。

•グランドマンション(2013年5月 光文社)

•収録作品:音の正體 / 304號室の女 / 善意の第三者 / 時の穴 / 懐かしい聲 / 心の旅路 / リセット(書き下ろし)

•遠い誤解(1996年9月 『小說新潮1996年10月號』 新潮社)

•石田黙のある部屋(2009年10月 『探偵Xからの挑戦狀!』 國小館文庫)

•部屋の中の死(2011年4月 『オール讀物2011年5月號』 文藝春秋)

•やっぱりミステリーが好き(1990年6月 新潮社 / 1995年3月 講談社文庫)「殺人計畫」

•鮎川哲也と十三の謎'91(1991年12月 東京創元社)「覆面推理作家」

•密室殺人事件―ミステリーアンソロジー(1994年12月 角川文庫)「不透明な密室」

•密室(1994年5月 カドカワノベルズ / 1997年10月 角川文庫)「傾いた密室」

•誘拐(1995年1月 カドカワノベルズ / 1997年10月 角川文庫)「二重誘拐」

•「傑作推理」(ベスト・オブ・ベスト)大全集〈下〉(1995年8月 光文社カッパノベルス)「眠れ、わが子よ」

•推理小說代表作選集 推理小說年鑑1996年版(1996年6月 講談社)「わが生涯最大の事件」

•【改題】どたん場で大逆転 ミステリー傑作選35(1999年4月 講談社文庫)

•七人の警部(1998年3月廣済堂ブルーブックス)「不透明な密室」

•最新「珠玉推理」大全〈上〉(1998年8月 光文社カッパノベルス)「五重像」

•【改題】幻惑のラビリンス(2001年5月 光文社文庫)

•ザ・ベストミステリーズ 推理小說年鑑 1999年版(1999年6月 講談社)「眠れない夜のために」

•【改題】密室+アリバイ=真犯人 ミステリー傑作選40(2002年4月 講談社文庫)

•ザ・ベストミステリーズ 推理小說年鑑 2000年版(2000年6月 講談社)「真夏の誘拐者」

•【改題】噓つきは殺人のはじまり ミステリー傑作選43(2003年4月 講談社文庫)

•密室殺人大百科〈上〉魔を呼ぶ密室(2000年7月 原書房)「本陣殺人計畫」

•【改題・再編集】密室殺人大百科〈上〉(2003年9月 講談社文庫)

•M列車で行こう(2001年10月 光文社カッパ・ノベルス / 2005年5月 光文社文庫)「危険な乗客」

•密室レシピ(2002年3月角川スニーカー文庫)「トロイの密室」

•本格ミステリ02(2002年5月 講談社ノベルス)

•【分冊・改題】天使と髑髏の密室(2005年12月 講談社文庫)「北斗星の密室」

•推理作家になりたくて マイベストミステリー 第六巻「謎」(2004年4月 文藝春秋) 「わが生涯最大の事件」

•【改題】マイ・ベスト・ミステリーVI(2007年12月 文春文庫)

•ザ・ベストミステリーズ 推理小說年鑑 2004年版(2004年7月 講談社)「偶然」

•【分冊・改題】孤獨な交響曲 ミステリー傑作選(2007年4月 講談社文庫)

•赤に捧げる殺意(2005年4月 角川書店)「トロイの密室」

•アート偏愛 異形コレクション(2005年12月 光文社文庫)「黙の家」

•ザ・ベストミステリーズ 推理小說年鑑 2009年版(2009年7月 講談社)「音の正體」

•【分冊・改題】Bluff騙し合いの夜 ミステリー傑作選(2012年4月 講談社文庫)

•探偵Xからの挑戦狀!(2009年10月國小館文庫)「石田黙のある部屋」

折原一 折原一

所獲榮譽

『沉默的教室』(早川書房)獲得第48屆日本推理作家協會獎。他是日本推理界善於運用“敘述性詭計”的代表作家,有“敍述性詭計之王”的美譽。

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