花巡禮 1

內容介紹

中世フランス、アキテーヌ女公でありフランス王妃であるエレアノールに仕えるリドウィナがパリへやってくるところから、物語が始まる。
十字軍、英仏戦爭をからめながら、架空の存在であるリドウィナ母子、孫のブランシュの一生が語られてゆく。
フランス王と離婚後、イギリス王妃となったエレアノールという生命力旺盛、剛膽な女傑の生き様でもある。
普通だったら、記録の多い王妃だけで話を構築するかと思いきや、作者の創作したキャラクターが主に物語を進行させるのが秀逸。