エコテクゾーン― 廃棄物を利用した環境への取り組み ―
東京農業大學では、環境保全活動やリサイクルシステムの開発に取り組むために、世田谷キャンパスの一角にエコテクゾーンを設置しています。「バイオマスエネルギーセンター」「リサイクル研究センター」「ロボット農業リサーチセンター」「エコテクグリーンハウス」の4施設があります。代表的な取り組みの1つとして、「エコテクノロジーを利用した環境保全技術の開発」をテーマに有機性廃棄物のエネルギー化・資源化の研究を行っています。
![東京農業大學](/img/d/095/nBnauM3XzETMwEDN0IDOwkDOyITMxMDM5UjMwADMwAzMxAzLygzL3MzLt92YucmbvRWdo5Cd0FmLyE2LvoDc0RHa.jpg)
「バイオマスエネルギーセンター」では、生ごみからエタノールやメタンガスを作り出すシステムを研究。固體発酵法により蒸留廃液を出さないエタノール変換システムをはじめ、可溶化させた生ゴミによる高速メタン発酵システム、水蒸気による樹木ごみの炭化燃料システムなどをこれまでに考案しました。
また「リサイクル研究センター」では、地元自治體や民間企業などと共同で、生ごみを肥料にし、地域の農地で活用するリサイクルシステムを考案するなどの実績をあげています。このエコテクゾーンでは、おもに生物応用化學科、醸造科學科、生産環境工學科の學生や大學院生が研究室活動の一環として取り組みを行っています。
バイオマスエネルギーセンターリサイクル研究センター
ロボット農業リサーチセンターエコテクゾーンプロジェクト
ハイテクリサーチセンター