簡介
2015年、まさに新生・米津玄師の幕開けを飾るにふさわしい傑作シングルが完成! 初のライブ経験を経て、新たなステージへと踏み出した実験的なサウンドメイクにより、エレクトロとオーガニック要素が融合した、なんとも豊かな幻想性を並せもつ、壯大なサウンドスケープ広がる、名曲「Flowerwall」が誕生。"フラワーウォール=花の壁"をモチーフに、リスナー各々によって文字通り解釈も"彩られる"、普遍的なテーマへ切り込むロックアンセム。カップリングには、キラキラしたギターサウンドとフォークロックが融合した鮮烈な新曲、浮游感漂うダウンビートにダークサイドな一面が光る新曲と、全3曲収録の濃厚な短編小說的米津ワールド作品。
歌詞
あの日君に
出會えたそのときから
透明の血が仆ら二人に通い
悲しみも優しさも
希望もまた絕望も
分け合えるようになった
知りたいことが
いくつもあるというのに
仆らの時間はあまりに短く
あとどれほどだろうか
君と過ごす時間は
燈りが切れるのは
君のその聲が 優しく響いた
こんな憂いも
吹いて飛ばすように
フラワーウォール
目の前に色と
りどりの花でできた
壁が今立ちふさがる
仆らを拒むのか何かから
守るためなのか
解らずに立ち竦んでる
それを仆らは
運命と呼びながら
いつまでも手をつないでいた
このあまりに広い
世界で仆たちは
意味もなく同じ場所に
立っていたのに
仆の欠けたところと
君の欠けたところを
何故かお互いに持っていた
どうして仆らは
巡り會えたのか
その為だけに
生まれてきた様な
フラワーウォール
獨りでは片付けられない
ものだろうと
君がいてくれたらほら
限りない絕望も答えが
出せない問いも全部
ひとつずつ色づいていく
離せないんだ
もしも手を離せば
二度と摑めない
ような気がして
誰も知らない見た
ことのないものならば今
仆らで名前をつけよう
ここが地獄か天國か
決めるのはそう
二人が選んだ道次第
フラワーウォール
目の前に色とり
どりの花でできた
壁が今立ちふさがる
仆らを拒むのか何かから
守るためなのか
解らずに立ち竦んでる
それでも嬉しいのさ
君と道に迷えることが
沢山を分け合えるのが
フラワーウォール
仆らは今二人で
生きていくことを
やめられず笑いあうんだ
それを仆らは
運命と呼びながら
いつまでも手をつないでいた