日本妖怪変化史 [日版]

その間、11年に風俗史研究會を組織、16年から機関誌「風俗研究」を発行。 有職故実を風俗史學として開拓、41年「日本風俗史」を出版。 24~50年京都女子大學教授、25年風俗研究所長、27年日本風俗文化學會會長、35年日本風俗史學會會長を歴任。

內容介紹

幽冥界には妖しい力があって絶えず人間界に災厄を加えんと恐ろしい糸を操っている…そう信じて、鬼に食われ、狐狸に誑かされ、幽霊に悩まされてきた日本人。多くの文獻から収集した記事をもとに、妖怪変化の正體を多面的に明らかにし、古來の風俗に人間の妄執の移り変わりを見る。柳田國男の民俗學による妖怪研究に先駆けて大正十二年に発表された表題論文ほか、「文芸上に表われたる鬼」「火の玉」を収録。中公文庫版に図版を追加し、本文の補訂をおこなった新版。

作者介紹

江馬 務
1884(明治17)年京都市生まれ。1910~21年京都市立絵畫専門學校(現?京都市立芸術大學)講師として畫學生を指導。その間、11年に風俗史研究會を組織、16年から機関誌「風俗研究」を発行。19年風俗研究所設立。有職故実を風俗史學として開拓、41年「日本風俗史」を出版。さらに「新修有職故実」「日本生活史」「日本結髪全史」「日本服飾史要」「日本妖怪変化史」などを著す。24~50年京都女子大學教授、25年風俗研究所長、27年日本風俗文化學會會長、35年日本風俗史學會會長を歴任。また溝口健二「雨月物語」、吉村公三郎「源氏物語」などの映畫やテレビ、時代祭?葵祭の時代考証家としても活躍。1979(昭和54)年沒(本データはこの書籍が刊行された當時に掲載されていたものです)

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