內容介紹
心を自由自在にしなさい。それが人間が幸福だということなんですよ。266文字の全文をやさしく分りやすく説き明かして、この世を生きる心の拠り所を説く、寂聴師の楽しい法話。「愛すれば執す、執すれば著す」。執著を捨て、解き放たれた、自由な心になったとき、人は輝くように美しくなる。―仏の教えを266文字に疑縮した「般若心経」の真髄を、自らの半生と重ね合わせて説き明かし、生きてゆく心の拠りどころをやさしく語りかける、現代最良の仏教入門。
註:本書中文版大約在2012年6月出版。
作者介紹
1922年、徳島生まれ。本名?瀬戸內晴美。東京女子大學入學。同大學在學中に婚約、卒業後、北京で新婚生活を送り、同地で長女を出産。敗戦後の48年、 26歳のときに家族を捨てて出奔、小説家を志す。63年『夏の終わり』で第2回女流文學賞受賞。73年に得度し、法名?寂聴となる。92年『花に問え』で 第28回谷崎潤一郎賞、96年『白道』で第46回芸術選奨文部大臣賞。98年、『源氏物語』の現代語訳を完成させる。2001年、『場所』で第54回野間 文芸賞。06年、文化勲章受章。現在は執筆活動のかたわら、名譽住職を務める天台寺(岩手県二戸市)のほか、四國「ナルトサンガ」(徳島県鳴門市)、京 都?寂庵(嵯峨野)などで定期的に法話を行なっている。作品目錄
仏縁のあかしに般若心経法話(仏教とは―お釈迦さまの教え
観自在菩薩―慈悲の観世音
五蘊は空なり―宇宙の生命を信ずる
色即是空―苦しみからの解放
諸法は空相なり―因、縁、果
無明―十二縁起の悟り
苦集滅道―四つの真理、四諦と八正道
心に礙なし―自由自在な心
三世諸仏―時間も空間も超えて
呪―真言は仏の真実の言葉
掲諦掲諦―宇宙の生命によびかけるマントラ)
『般若心経』について