定本百鬼夜行陽

「私には、きょうだいが居た――気がする」いるはずのないきょうだいの正體は? 「私には、きょうだいが居た――気がする」。 居るはずもないきょうだいが、どうしても居るように思えてならない。

內容介紹

陰から陽へ――。傑作シリーズ待望の新刊登場!
「私には、きょうだいが居た――気がする」いるはずのないきょうだいの正體は? 「青行燈」ほか、「鬼童」「大首」「蛇帯」など10篇。
「私には、きょうだいが居た――気がする」。居るはずもないきょうだいが、どうしても居るように思えてならない。舊華族?由良家の財産管理者?平田謙三は、まったく不條理だがどうしても拭い去れない思い込みに取りつかれていた。ある時、平田は主人の由良胤篤により百物語に立ち會わされ……(『百鬼夜行 陽』収録「青行燈」)。『姑獲鳥の夏』に始まる百鬼夜行シリーズの短編集にして京極堂サイドストーリー、『百鬼夜行 陰』の続篇が待望の登場です。不條理な恐怖、常軌を逸した執著、あるはずもない記憶。日常の狹間にふと立ち現れる、それは妖怪なのか……。新作の完成を機に、『陰』『陽』合わせてハンディーな頒布版で刊行します。

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