內容介紹日本を代表する寫真家土門拳は様々なジャンルにすぐれ他作品を殘している。その中でも、人物寫真は『風貌』として、彼の傑作として高い評価を得ている。その作品に共通しているのは、一瞬の表情をとおして、人物の內面、果ては人格までもを寫しだそうとする執念である。彼の有名な言葉、「肖像寫真とは、カメラを通して描く、寫される人自身の、いわば自畫像である」を実感させられる作品を集大成しました。さらに今回は、代表作だけでなく、今まで書籍に紹介されたことのない、約20點を含んでいます。各世界で、大きな実績を殘した彼等の姿はまた時代を寫す鏡でもある。それだけに、1枚の寫真から伝わってくるのは、極めて興味深く、見るものを飽きさせない。 先に刊行された『古寺巡禮』とは、異なる視點でありながら、そこには、日本と日本人の心を追い求めた、土門の思いが伝わってくる。