內容介紹
學校や就職,仕事など様々な場面で重視される「コミュニケーション能力」.しかし人と人の関係性や場に応じて変化するコミュニケーションを,個人の能力のように考えてよいのか.そこから現在の獨特の「生きづらさ」も生まれてくるのではないか.自らの不登校體験もふまえ,問題を個人にも社會にも還元せずに丁寧に論じる.作者介紹
貴戸理恵(きど?りえ)1978年生まれ.関西學院大學助教.社會學,教育社會學.
東京大學大學院総合文化研究科博士課程単位取得済退學.
著書に,『不登校は終わらない――「選択」の物語から<當事者>の語りへ』(新曜社),『コドモであり続けるためのスキル』(「よりみちパン!セ」,理論社),『不登校,選んだわけじゃないんだぜ!』(同,常野雄次郎氏との共著),『自由への問い6 労働――働くことの自由と制度』(佐藤俊樹編,岩波書店,共著)など.
作品目錄
1 「個人」と「社會」のあいだ「関係性の個人化」が起きている/屆かない社會要因論/「関係的な生きづらさ」
2 不登校からみる「関係的な生きづらさ」
「理由なく學校に行かない子ども」が問いかけるもの/長期欠席出現率の変化/むしろ「過剰」な社會性
3 なぜ「私たち」は「彼ら」を聞けないのか
「社會のせい」と「自己責任」のあいだ/「生きづらさ」をめぐる六つの語り/「関係的な生きづらさ」を理解する立場の不在/「自己選択?自己責任」という神話
4 「わたし」のポジションから考える
生きづらいのは誰か/「関係」で考えるメリット?デメリット/「選べない出會い」/「わたし」の話(「むずかしい子ども」/不登校のころ/不登校の「研究」へ/新米の「教師」「母親」として)
引用?參考文獻