內容介紹神道無念流を極め、水戸勤王派の志士300人を束ねながらも放蕩無頼の日々を送っていた芹沢鴨は、文久3年、浪士隊に加わって上洛し、新撰組を結成、局長首座に収まった。だが確固たる信念もなく、組織のことを考えずに自分の流儀を押し通す鴨の姿に、近藤勇らはついに非情な決斷を下す―。「人斬り彌介シリーズ」の著者が描く幕末剣鬼伝。