內容介紹
電子書籍化が進む今、やはり従來の「紙の本」がよいのか、それとも、時代の當然の要請として「電子書籍」がよいのか。
これについては、意見が分かれるところである。
本書では、『言語脳科學』の第一人者が、その問いに學究的な視點から真摯に答えている。
脳の特性と不思議を説き、読書が脳に與える影響に言及しつつ、実際に
「紙の本」と「電子書籍」を使って読書した場合の脳の反応について解説する。
紙の本も電子書籍も、結局は「使う側」の意識がカギを握っているとしながらも、
著者が人にとっての「紙の本」の重要性を強調し、加えて、學校教育の一つの提案である
「電子教科書」について、その安易な移行に警鐘を鳴らす理由とは?
紙の本」の風合い?質感?活字の存在感をこよなく愛する人も、「電子書籍」の簡便さに
魅了されている人も必読の、脳と読書の意外な関係。
作者介紹
著者プロフィール東京大學理學部物理學科卒業。同大大學院理學系研究科博士課程修了(理學博士)後、同大學醫學部第一生理學教室助手、ハーバード大學醫學部リサーチフェロー、マサチューセッツ工科大學客員研究員を経て、1997年より東京大學大學院総合文化研究科助教授、準教授。
2002年第56回毎日出版文化賞、2005年第19回塚原仲晃記念賞受賞。
専門は、言語脳科學および脳機能イメージング。
作品目錄
1 読書は脳の想像力を高める2 脳の特性と不思議を知る
3 書く力?読む力はどうすれば鍛えられるのか
4 紙の本と電子書籍は何がどう違うか
5 紙の本と電子書籍の使い分けが大切