物語日本推理小說史

1974年、詩集『カナンまで』でH氏賞受賞。 1983年、評論『詩人の妻―高村智恵子ノート』でサントリー學芸賞受賞。 2006年、『松本清張事典決定版』(角川學芸出版)で日本推理作家協會賞(評論部門)を受賞。

內容介紹

推理小説を論じない日本文學史などありえない。
涙香から亂歩、清張を経て21世紀まで。
登場する面々、作品は豪華絢爛。
「謎」をめぐる明晰な通史【年表つき】。
吾輩は探偵である
楊牙児は古本屋で甦る
名探偵の元祖は名奉行
「東洋のルコック」登場
誰が花園を荒らしたか
涙香調と思軒調の間
文豪たちの探偵小説
快楽亭ブラックの快楽
シャーロック?ホームズの來日
押川春浪と冒険小説の時代
呉田博士のくれたもの
ルパンとジゴマ
中興の祖、谷崎潤一郎
佐藤春夫の憂鬱
江戸のホームズ見參
亂歩登場
亂歩変身
本格って何?
「ぷろふいる」の時代
探偵小説芸術論爭
三人の評論家
「推理小説」の誕生
清張の時代
昭和から平成へ

作者介紹

郷原宏[ゴウハラヒロシ]
1942年島根県生まれ。詩人、文芸評論家。早稲田大學政治経済學部卒業。読売新聞社會部、週刊読売編集部などに勤務。1974年、詩集『カナンまで』でH氏賞受賞。1983年、評論『詩人の妻―高村智恵子ノート』でサントリー學芸賞受賞。2006年、『松本清張事典決定版』(角川學芸出版)で日本推理作家協會賞(評論部門)を受賞。松本清張の研究をはじめ、國內外のミステリー評論を多く手がける。

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