個人履歷
一九九一年以日本幻想小說大獎最終候補作品《第六個小夜子》受到注目,來年隨即出版《第六個小夜子》。一九九七年,《三月的紅色深淵》出版後,來年便辭去工作,專事寫作。出道至今十餘年,作品有三十多部,雖然不是多產作家,但質量皆受到一致肯定,不斷入圍各類文學、推理獎項。二○○五年,恩田陸以《夜晚的遠足》獲得第二屆書店大獎,以及第二十六屆吉川英治文學新人獎,二○○六年,以《EUGENIA》獲得第五十九屆日本推理作家協會獎長篇部門獎。一直以來,恩田陸的作品便充滿不可思議的幻想魅力與令人期待、玩味的伏筆,使人不自覺地便沉浸在恩田陸的世界裡。
主要作品
《骨牌效應》,《尤金尼亞之謎(EUGENIA)》,《獅子心(Lion Heart)》,《夜間遠足》,《三月的紅色深淵》(又名《三月需要紅色深淵》),《象與耳鳴》,《光的帝國》,《夢幻島》,《星期四組曲》,《球形季節》,《常野物語》系列,《不安的童話》,《骨牌效應》,《迷宮 Maze》,《埃及豔后之夢》,《沉向麥海的果實》,《黑與褐的幻想》,《黃昏的百合之骨》,《追逐白晝之夜(追逐白晝之月)》,《蒲公英手札》,《終局END GAME》,《時間的齒輪》,《生命的遊行》
但在中國翻譯過來的只有《夜晚的遠足》,《第六個小夜子》,《球形季節》、《生命的遊行 》等幾部而已。
作品
六番目の小夜子(1992年新潮文庫書き下ろし)
球形の季節(1994年 新潮社 1999年 新潮文庫 書き下ろし)
不安な童話(1994年祥伝社ノン・ノベル 祥伝社文庫 / 新潮文庫、書き下ろし)
三月は深き紅の淵を(1997年講談社2001年 講談社文庫)
光の帝國 常野物語(1997年10月集英社2000年 集英社文庫)
象と耳鳴り(1999年11月 祥伝社、2003年 祥伝社文庫)
木曜組曲(1999年11月徳間書店2002年 徳間文庫) 初出:『問題小說』1998年4月號–1999年8月號、全7回連載
月の里側(2000年3月幻冬舎2002年 幻冬舎文庫) 初出:『ポンツーン』1998年10月號–1999年10月號、全15回
ネバーランド(2000年7月 集英社 2003年 集英社文庫) 初出:『小說すばる』1998年5月號–1999年11月號、全7回連載
麥の海に沈む果実(2000年 講談社 2004年 講談社文庫) 初出:『メフィスト』1998年10月増刊號–1999年9月増刊號
上と外(2000年–2001年 幻冬舎文庫 全6巻 2003年 幻冬舎単行本 2007年 幻冬舎文庫 上下巻)
puzzle[パズル](2000年 祥伝社文庫 / アンソロジー集『絕海』〔2002年 祥伝社ノン・ノベル〕収錄、書き下ろし)
ライオンハート(2000年 新潮社 2004年 新潮文庫)
MAZE[メイズ](2001年雙葉社2003年 雙葉文庫) 初出:『小說推理』2000年7月號–2000年11月號
ドミノ(2001年角川書店2004年 角川文庫) 初出:『KADOKAWAミステリ』2000年8月號–2001年5月號
黒と茶の幻想(2001年 講談社 2006年 講談社文庫 上下巻) 初出:『メフィスト』2000年5月増刊號–2001年9月増刊號
図書室の海(2002年 新潮社 2005年 新潮文庫)
劫盡童女(2002年光文社2005年 光文社文庫) 初出:『ジャーロ』2000年秋號–2001年秋號、全5回
ロミオとロミオは永遠に(2002年早川書房2006年ハヤカワ文庫上下巻) 初出:『SFマガジン』1999年3月號–2000年6月號、全16回、単行本化の際大幅加筆
ねじの回転(2002年 集英社 2005年 集英社文庫 上下巻) 初出:『小說すばる』2000年11月號–2002年1月號
蛇行する川のほとり(2002年12月、2003年4月、2003年8月 中央公論新社 全3巻 、2004年 中央公論新社 全1巻 2007年 中公文庫)
まひるの月を追いかけて(2003年文藝春秋2007年文春文庫) 初出:『オール讀物』2001年7月號–2002年8月號、全6回
クレオパトラの夢(2003年 雙葉社 2006年 雙葉文庫) 初出:『小說推理』2002年7月號–2003年7月號、全6回
黃昏の百合の骨(2004年 講談社 2007年 講談社文庫) 初出:『メフィスト』2002年5月増刊號–2003年9月増刊號、全5回
禁じられた楽園(2004年 徳間書店 2007年 徳間文庫) 初出:『問題小說』2001年1月號–2002年4月號
Q&A(2004年 幻冬舎 2007年 幻冬舎文庫) 初出:『星星峽』2002年4月號–2004年3月號
夜のピクニック(2004年 新潮社 2006年 新潮文庫) 初出:『小說新潮』2002年11月號–2004年5月號
夏の名殘りの薔薇(2004年 文藝春秋 2008年 文春文庫) 初出:『別冊文藝春秋』2003年5月號–2004年3月號、全6回
ユージニア(2005年 角川書店 2008年 角川文庫) 初出:『KADOKAWAミステリ』2002年8月號–2003年5月號、『本の旅人』2003年7月號–2004年9月號、全15回
蒲公英草紙 常野物語(2005年 集英社 2008年 集英社文庫) 初出:『青春と読書』2000年1月號–2001年2月號、全14回
ネクロポリス(2005年朝日新聞社上下巻 2009年 朝日文庫 上下巻) 初出:『小說トリッパー』2001年冬季號–2005年春季號、全14回
エンドゲーム 常野物語(2006年 集英社 2009年5月 集英社文庫) 初出:『小說すばる』2004年3月號–2005年6月號、全6回
チョコレートコスモス(2006年毎日新聞社/ 2011年6月 角川文庫) 初出:『サンデー毎日』2004年6月27日號–2005年8月7日號、全56回
中庭の出來事(2006年 新潮社 2009年 新潮文庫) 初出:『新潮ケータイ文庫』2003年5月9日–2004年2月26日配信、全210回
朝日のようにさわやかに(2007年 新潮社)
木洩れ日に泳ぐ魚(2007年 中央公論新社 2010年11月 文春文庫) 初出:『婦人公論』2006年1月22日號–2007年2月22日號、全26回
いのちのパレード(2007年 実業之日本社 2010年10月 実業之日本社文庫)
不連続の世界(2008年 幻冬舎 2011年10月 幻冬舎文庫) 初出:『ポンツーン』2000年6月號–
きのうの世界(2008年 講談社 2011年8月 講談社文庫) 初出:『東奧日報』他 2005年4月30日–2006年3月19日、全316回
ブラザー・サン シスター・ムーン(2009年 河出書房新社 2012年5月 河出文庫)
訪問者(2009年 祥伝社 2012年4月 祥伝社文庫) 初出:『小說NON』2002年1月號–2004年1月號、全7回
六月の夜と晝のあわいに(2009年 朝日新聞社、2012年9月 朝日文庫)
私の家では何も起こらない(2010年 メディアファクトリー、2013年2月MF文庫ダ・ヴィンチ) 初出:『幽』
夢違(2011年 角川書店 / 2014年2月 角川文庫)
私と踴って 2012年12月 新潮社
夜の底は柔らかな幻 (上下巻)2013年1月 文藝春秋
雪月花黙示錄2013年12月 角川書店 初出:『野性時代』2004年12月號–2008年3月號、全23回
青に捧げる悪夢「水晶の夜、翡翠の朝」下記2002年『殺人鬼の放課後―ミステリ・アンソロジー〈2〉』収錄作と同一(2013年2月 角川文庫)
NOVA 2 書き下ろし日本SFコレクション「東京の日記」(2010年7月 河出文庫)
アクロス・ザ・ユニバース―林檎をめぐる物語「アイドルの流謫」(2008年7月 ソニー・マガジンズ)
きみが見つける物語十代のための新名作 スクール編「大きな引き出し」(2008年6月 角川文庫)
本からはじまる物語「飛び出す、絵本」(2007年12月 メディアパル)
花月夜綺譚 怪談集「一千一秒殺人事件」(2007年9月 集英社文庫)
七つの黒い夢「赤い毬」(2006年2月 新潮文庫)
殺人鬼の放課後―ミステリ・アンソロジー〈2〉「水晶の夜、翡翠の朝」(2002年1月 角川スニーカー文庫)
夜果つるところ(『小說すばる』2010年1月號–2011年12月號、全11回)
デッドライン (『ミステリーズ!』2004年 - )
愚かな薔薇 (『SF JAPAN』)
薔薇のなかの蛇 (『メフィスト』2007年5月 - )
八月は冷たい城 (『メフィスト』2013年4月 - )
ブラック・ベルベット(『小說推理』2007年11月號 - )
鈍色幻視行(『集英社WEB文芸RENZABURO』→「すばる」2013年4月號連載再開)
青葉闇迷路(『yom yom』)
蜜蜂と遠雷(『星星峽』2009年4月號–2013年12月號、『PONTOON』2014年1月 - )
ダンデライオン(『本の時間』2009年9月號 - )
失われた地図(『怪』2011年7月 - )
EPITAPH 東京(『一冊の本』2011年5月號 - )
ドミノⅡ(『野性時代』)
消滅 VANISHING POINT(『読売新聞』2013年11月 - )
灰の劇場(『文藝』2014年春季號 - )
「恐怖の報酬」日記 酩酊混亂紀行 イギリス・アイルランド(2005年4月 講談社、2008年 講談社文庫) 初出:『IN★POCKET』2004年1月號 - 2004年10月號、全10回
小說以外(2005年 新潮社、2008年 新潮文庫)
メガロマニア―あるいは「復された寶石」への旅(2009年5月 日本放送出版協會 / 2012年9月 角川文庫)
土曜日は灰色の馬(2010年8月 晶文社)
隅の風景(2011年 新潮社、2013年10月 新潮文庫)
作家の口福(朝日文庫 2011年2月) 20人の作家の食に関するエッセイ集
執筆前夜―女性作家10人が語る、プロの仕事の舞台里。(2005年11月 新風舎)インタビュー集
ほかの誰も薦めなかったとしても今のうちに読んでおくべきだと思う本を紹介します。 「14歳の世渡り術」収載文(2012年5月 河出書房新社)
貓と針(2008年2月 新潮社 2011年2月 新潮文庫)
読書會(2007年1月 徳間書店)山田正紀
NHKスペシャル 失われた文明 インカ「書き下ろし紀行エッセイ収載」(2007年6月 NHK出版)NHK「失われた文明」プロジェクト
NHKスペシャル 失われた文明 マヤ「書き下ろし紀行エッセイ収載」(2007年6月 NHK出版)NHK「失われた文明」プロジェクト
NHKスペシャル 失われた文明 アンデスミイラ「書き下ろし紀行エッセイ収載」(2007年6月 NHK出版)NHK「失われた文明」プロジェクト