內容介紹
オリエンタリズムとは西洋の東洋に対する文化的支配の総體を意味する.本書はウェーバー,フーコー,サイードらの思想的な水脈によりながら,近代ヨーロッパに確立した支配のシステムを明らかにし,同時に,近代日本の知識人がどのようなアジア観を持ってナショナル?アイデンティティを創出していったかを論じる.作者介紹
姜尚中(カン サンジュン)1950年熊本県に生まれる.早稲田大學大學院政治學研究科博士課程修了.政治學?政治思想史専攻.東京大學情報學環教授.著書に『マックス?ウェーバーと近代』 (岩波現代文庫),『ナショナリズム』 『グローバル化の遠近法』 『暮らしから考える政治』(以上岩波書店),『東北アジア共同の家をめざして』(平凡社),『在日』(講談社),『日朝関係の克服』(集英社新書)などがある.