源氏物語-円地文子版

小説家、劇作家。 國語學者の家に生れ、幼時より古典に親しむ。 のち小説に転じ、「ひもじい月日」で女流文學者賞。

內容介紹

千年の歴史を超えて読みつがれている『源氏物語』。その雅やかな香気と感動を女流獨自の想像力と円熟した筆で伝える最も魅力的な現代語訳。──帝と身分の低い更衣との間に誕生した光源氏は、亡き母の面影をもつ父帝の後妻藤壺を思慕する。許されぬ戀に苦悩する彼は、生涯の伴侶となる紫の上や様々な女性との多彩な戀に情熱を燃やす。本巻には「桐壺」より「花散里」まで十一帖を収める。

作者介紹

1905·10·2~1986·11·14。小説家、劇作家。東京淺草生れ。本名富美。國語學者の家に生れ、幼時より古典に親しむ。読本、歌舞伎など江戸文學にも造詣が深い。小山內薫に師事。戱曲集『惜春』刊。のち小説に転じ、「ひもじい月日」で女流文學者賞。著書に『女坂』(野間文芸賞)『なまみこ物語』(女流文學賞)『朱を奪うもの』(谷崎潤一郎賞)『遊魂』(日本文學大賞)ほかがある。芸術院會員。

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