作者介紹
関西大學教授。関西大學大學院文學研究科博士課程単位取得後退學、文學博士(関西大學)。研究分野は中國近現代史、近世近代東アジア海域交流史(本データはこの書籍が刊行された當時に掲載されていたものです)作品目錄
序序論 清代中國と琉球の交流環境
第一章 清代中國の朝貢國であった琉球國との交流——使節と漂著船
第二章 清代中國と琉球國との交流環境
第一編 清代中國·琉球関係における使節往來
第一章 清代中國の使琉球冊封使の人選——汪楫の場合を中心に
第二章 清代琉球使節の福州·北京間における清官吏の伴送
第三章 清代琉球朝貢使節の上京使節
第四章 清代琉球使節の見た北京
第二編 清代琉球使節の客死
第一章 清代琉球國使節·隨員·官生の客死
第二章 清朝琉球國副使阮廷寶の客死
第三章 清乾隆五十七年の琉球進貢と鄭文英の客死
第四章 福州の琉球人墓
第三編 中國·琉球関係に見る漂著商船
第一章 乾隆十四年における中國商船の琉球漂著
第二章 乾隆十四年(一七四九)に琉球國に漂著した中國商人
第三章 琉球『白姓官話』成立の背景
第四章 同治十二、三年の上海漂著の琉球船
第四編 清代中國と琉球國との物流の諸相
第一章 清代【とう】案から見た琉球國における茶葉の流通
第二章 清代福州から琉球國に舶載された紙
第三章 清代福州から那覇に舶載された磁器の産地
第四章 清代福州から琉球に渡ったヨーロッパ産の布地
第五編 清代中國·琉球関係における諸相
第一章 琉球使節から朝鮮使節に伝えられた台灣鄭経·琉球情報
第二章 「上海新報」に見る琉球國記事
第三章 福州の怡山院·琉球館·萬壽橋·天后宮
第四章 清末の福州琉球館
終章 清代中國と琉球國交渉史の意義
後記
初出一覧
中文要旨