散り逝く花火の欠片
誘う夏の夜の終わり
あと少しだけもう少しだけ
空に願い乗せ輝いて
パッと咲く打ち上げ花火
その美しさ故に儚く脆い
遅い初夏の訪れ
今宵夜空で舞踴る火花の群れ
枝垂れ落ちる真夏の夜の夢
熱帯夜に心地よい涼風
空から降り騒ぐ蟬時雨
夏闌秋隣指す道標
夕涼み見渡す限り
朱色の空に響く遠雷
向日葵濡らし夏の終わり
近づくように風薫り風鈴鳴らし
遠くに聞こえる祭りの音
季節移り変わる夏も僅かで
星の欠片見上げ重ねる手
神様お願いもう少しだけ
散り逝く花火の欠片
誘う夏の夜の終わり
あと少しだけもう少しだけ
空に願い乗せ輝いて
雨上がりの夏嵐
いつかと同じ風が伝う
もう一度だけもう一度だけ
泡沫の夢で眠りたい
四季折々色とりどりの物語重なり
朝焼けはもうすぐそばに
夏の合図寄せては返す
想いは絕えず夏を愛す
夏草揺らす風涙誘う
散り逝く花火の欠片
誘う夏の夜の終わり
あと少しだけもう少しだけ
空に願い乗せ輝いて
雨上がりの夏嵐
いつかと同じ風が伝う
もう一度だけもう一度だけ
泡沫の夢で眠りたい
四季折々色とりどりの物語重なり
朝焼けはもうすぐそばに
夏の合図寄せては返す
想いは絕えず夏を愛す
夏草揺らす風涙誘う